ムンクとは誰か
2019-01-03


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昨年末、上野公園・東京都美術館で開催されている「ムンク展」に出かけた。晴れた日の上野公園、枝に残った銀杏や椋木の枯葉がキラキラと輝いている。東京の冬はいつだってキラキラだ。
 ムンクは、言わずと知れた「叫び」の作者だ。たぶん、ムンクを知らなくても「叫び」を知らない人はそう多くはいないと思う。それほど有名な「叫び」。100年も前にムンクによって描かれた。しかも4枚も!その叫びが一挙公開。これは一目見ておかなければ、好奇心と野次馬とそして本物を観たいという強い関心、そのどれもが重なって上野へ出かけた。
 ムンク展も後半戦に入って人気もさらに高まり、見学者も多いと聞き、朝一番で出かけた。
結構な人気、大勢の見学者、暗い館内。どうも日本の美術展は気に入らない。まず、人が多すぎる、次に暗い。人が多すぎるのはともかくとして、暗いというのは、なぜだろうか。絵を見やすくするため? 欧米の美術館は、こんなに暗くない。自分の持つ本の文字も読めるし、スケッチもできる。・・・・・
 ともかく、「叫び」を眺めることができた。
101点ある展示作品のなかで気に入ったのは、「黄色い丸太」
作風は同じであるが、イメージがムンクらしくなく、躍動的。表題「躍動する風景」のなかの一作品として展示してあった。
1月20日まで 東京都美術館 東京上野公園
[世俗的な事柄]

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